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SBSグループ、日本貨物急送と伊豆貨物急送が合併

2012年7月2日 (月)

ロジスティクスSBSホールディングスは2日、同社グループの日本貨物急送(東京都江東区)が1日付でグループ会社の伊豆貨物急送(同)と合併したと発表した。両社はSBSグループの中核事業会社であるティーエルロジコムの100%子会社で、合併によって経営効率を高める狙い。

 

日本貨物急送と伊豆貨物急送は、ともに1944年、特別積合わせ貨物運送(路線)事業を原点とし広域輸送を中心に事業展開してきたが、「近年の厳しい市場環境で物流企業には、一層の体質強化と効率向上が求められている」として、事業形態が相似する両社が合併し、経営効率を高めることにしたもの。

 

日本貨物急送は、東日本の太平洋側を中心に輸配送ネットワークを構築し、首都圏と東北・関西を結ぶ物流サービスを提供。温度管理が必要な生鮮三品や精密機器などの輸送から海上コンテナのドレージ、物流センター運営まで、幅広い事業に強みを持っている。

 

一方、伊豆貨物急送は静岡県東部地区・伊豆地方と首都圏を結ぶ輸配送ネットワークを構築し、850のコンビニや一般書店への書籍ルート配送などの輸送業務、通販商品、通信機器、教材などの物流センター運営などを手掛けている。