ロジスティクスセブン‐イレブン・ジャパンは24日、日本ロジスティクス協同組合と、2025年度物流パートナーシップ優良事業者表彰で、部門賞「物流DX・標準化表彰」を共同受賞したと発表した。フランチャイズチェーン本部として物流パートナーや加盟店と連携し、納品便の集約や納品時間の見直しを通じて積載率の向上と持続可能な物流体系の構築に取り組んだ点が評価された。

(出所:セブン‐イレブン・ジャパン)
受賞対象となったのは、2024年問題を契機とした多面的な物流課題解決策。日配品では夜間納品便の集約を進め、25年3月時点で9500店舗に導入した。おにぎりやサンドイッチなどの配送便を束ねることで、積載率の改善と配送員の拘束時間短縮を図った。加えて、常温商品の納品については曜日別に納品時間を変更し、物量が増える月曜・火曜とそれ以外の曜日で配送設計を分ける手法を採用。25年1月時点で1万1300店舗に展開し、物流波動に合わせたコース最適化につなげた。
こうした取り組みは運行効率の向上にとどまらず、CO2排出削減を含む物流GX(グリーントランスフォーメーション)への対応も意識したものとなっている。加盟27社で構成する日本ロジスティクス協同組合との協調により、チェーン全体で標準化を進めた点も特徴だ。
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