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上空シェアリングのトルビズオンが資金調達

2019年7月1日 (月)

ロジスティクスドローンスタートアップのトルビズオン(福岡市中央区)は1日、「The Independents Angel投資事業有限責任組合」を引受先とする第三者割当増資を行い、2500万円の資金を調達したと発表した。

日本では民法207条で「土地の所有権は、法令の制限内で、その土地の上下に及ぶ」という制限があり、第三者が無許可で土地上空にドローンを飛行させるのは難しい。

そこで、同社は「上空の利用許可を売買する」という新しいサービスを開発し、ドローン航行のための空中権取引を進めて手数料の収益化に取り組む。

当面は操縦訓練用途を想定し、登録件数が増えて線、面に広がる段階でドローン物流への利用促進も視野に入れる。すでにセイノーホールディングスや損保ジャパン日本興亜、機体メーカーのエアロネクストなどと連携している。