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GNIグループ、中国新拠点でGMP認定取得

2019年7月24日 (水)

国際 創薬企業のジーエヌアイグループは23日、子会社の北京コンチネント薬業が中国河北省での新工場で、同国で販売されている唯一の特発性肺線維症(IPF)治療薬「アイスーリュイ」の製造について「北京市医薬品監督管理局からGMP認定の取得を確認した」と発表した。

2年かけて河北省で建設された北京コンチネントの新工場の医薬品製造能力は、北京の現拠点と比べて製造能力が10倍あり、敷地面積のうち1万9980平方メートルを占める。同社は新工場を活用して向こう5年間のアイスーリュイ需要の増大に対応できると見込む。

同社は中国でF351の肝線維症を対象とする第2相臨床試験を行っており、近日中に被験者の試験終了を予定していて、このF351の将来的な生産のためにも「追加的な2万6640平方メートルの土地」を保有。新工場では医薬品有効成分(API)の生産を「近日中」に開始する一方、北京工場ではカプセルの生産を継続する。