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ほくやく・竹山HD、札幌物流拠点が今秋竣工

2019年8月6日 (火)

メディカルほくやく・竹山ホールディングスは、医療機器卸売事業の物流拠点として、札幌市西区に自動入出荷設備や太陽光発電システムなどの機能を備える「物流センター」を今秋にも竣工する。

医療機器卸売事業を担う子会社の竹山が量、機能、質の面で「10年先の物流」を見越して20億円を投じ、8968平方メートルの敷地に「マルチロジスティクスセンター」を開設するもので、昨年9月に着工。新センターでは自動倉庫、重量検品、ピッキングなどの機械化、電子化を積極的に進める。

グループ会社のほくやくも北海道で、自ら「毛細血管型物流ネットワーク」と呼ぶ医療機関への配送ルート、連絡体制など18市町村を結ぶ物流網を構築しているが、5月には米国ニューロメーション社と「AIによる物体認識技術」を用いた実証実験を経て、倉庫内・物品管理業務受託先の病院内を対象とした物流効率改善プロジェクトを立ち上げるなど、物流機能の強化に注力。8月にもより広範な実証試験を行うことになっている。