ロジスティクスヤマト運輸は3日、同日から宅急便の発送手続きをスマートフォンで完結する新サービスを開始することを発表した。
利用者は、専用サイトで住所など必要事項を入力し、全国4000か所のヤマト運輸直営店に荷物を持ち込むだけで発送手続きが済み、「ApplePay」やキャリア決済などのオンライン決済を利用すれば、発送手続き時に現金のやり取りも不要になるほか、「デジタル割」で1個あたり200円の割引きが適用される。
今後は直営店だけでなく、全国のセブンイレブン、ファミリーマート3万9000か所とオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」にサービスを順次拡大するほか、近日中には「LINE」の友だちリストから届け先を選択し、相手がリクエストに応じて住所を入力することで、住所を知らない相手にも匿名で荷物を送れるようになるという。
現在対象となるサービスは、宅急便(発払い・着払い)、宅急便コンパクト(発払い)、クール宅急便(冷蔵・冷凍)に限られているが、複数口宅急便、空港宅急便、ゴルフ宅急便にも順次対応していく。

▲サービス利用の流れ