調査・データ近畿運輸局は20日、2024年度の自動車運送事業者に対する監査と処分結果を発表した。
これによると、同局管内のトラック事業者に対し計262件の監査を行った。このうち特別監査が4件、一般監査が258件だった。主な端緒別に見ると、死亡事故が15件、悪質違反(酒気帯び・無免許・救護義務違反など)が28件、関係機関からの通報が36件、法令違反の疑いが13件、巡回指導拒否が4件、フォローアップが122件、その他が44件だった。
またトラック事業者に対する行政処分としては、事業停止が1件、車両の使用停止が92件だった。主な違反内容としては、事業計画に関するものが32件、過労防止に関するものが355件、教育に関するものが8件、警察通報によるものが8件、運行管理者(届出・講習など)に関するものが23件、点検に関するものが47件、その他が1件だった。
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