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ヤマト運輸、LINEモールと25日からシステム連携

2015年8月25日 (火)

ECヤマト運輸は25日、LINE(ライン、東京都渋谷区)が運営するフリーマーケットアプリ「LINEモール」と同日からシステム連携を開始したと発表した。これにより、LINEモールのユーザーはアプリ内の手続きだけで、割安な配送サービスを利用できるようになる。

ヤマト運輸、LINEモールと25日からシステム連携

(出所:ヤマト運輸)

LINEモールの出品から配送手配で「宅急便コンパクト」と「ネコポス」を利用することにより、簡単で割安な配送サービスを提供するもの。

宅急便コンパクトは、通常の宅急便より小さめの荷物を専用の送り状や「専用BOX・専用薄型BOX」で宅急便60サイズより安く送ることができるサービスで、「宅急便時間帯お届けサービス」や「宅急便店頭受取りサービス」など宅急便の基本サービスに対応している。

また、ネコポスは小さな荷物をポストに投函する法人・個人事業者向けのサービスだが、LINEモール利用者は個人でも利用できるようになる。

料金は宅急便コンパクトが380円(税込)で、送料とは別に専用BOX代金65円がかかる。ネコポスは195円で、配送料金の一部をLINEが負担することで、割安な料金で提供する。

ヤマト運輸は今後、段階的に発送窓口を拡大し、コンビニエンスストアなどでの送り状発行と発送の受け付けにも対応していく方針で、投函完了の配達状況をアプリ上にプッシュ通知する機能や、住所などの個人情報を開示する必要なく、荷物が送れる匿名配送サービスなども検討する。