調査・データ東京・大阪・名古屋・沖縄地区税関が4日に発表した主要5空港の貨物取扱量(速報値、9月)によると、取扱量は成田空港17万5221トン(8.3%減)、関西空港6万3995トン(2.17倍増)、羽田空港4万6828トン(14.7%減)、中部空港1万4241トン(38.6%減)、那覇7722トン(18.6%減)となった。
関西空港は、2018年の台風21号による影響で前年比2.17倍の反動増となったが、一昨年同月比では0.4%減と大きな増減はなかった。最も取扱量が多い成田空港は、同じく台風21号の影響で関空の貨物が流入したため、前年の取扱量が増加したが、ことしは反動を受けて減少した。
■主要5空港の航空貨物取扱実績(19年9月)総取扱量 (トン) | 前年同月比 | 積込量 (トン) | 前年同月比 | 取卸量 (トン) | 前年同月比 | |
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成田空港 | 175,221 | 91.7 | 80,800 | 82.6 | 94,421 | 101.4 |
関西空港 | 63,995 | 217.1 | 28,767 | 189.2 | 35,228 | 246.9 |
羽田空港 | 46,828 | 85.3 | 20,057 | 76.3 | 26,711 | 93.6 |
中部空港 | 14,241 | 69.2 | 6,625 | 62.4 | 7,616 | 76,4 |
那覇空港 | 7,722 | 81.4 | 3,764 | 85.9 | 3,958 | 77.5 |