ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

山九、北九州を人材育成・物づくり拠点に再編

2019年11月20日 (水)

拠点・施設山九は20日、北九州市内の拠点を技術・技能の人材育成・物づくり拠点として再編する、と発表した。

▲300室規模の「山九北九州寮」竣工イメージ

同社は、10月から市内に点在する独身寮を統合し、北九州最大級の独身寮「山九北九州寮」を新設。2020年からは九州エリアの統括拠点である「先の浜事務所」とプラント・エンジニアリング事業の統括拠点である「黒崎事務所」を統合し、「山九九州ビル」として戸畑区に新設する。このほか、同社は八幡西区にある「技能実習棟」の増設や「技術系研修棟」の新設を検討しており、これらの大規模再編によって、雇用の確保、教育環境の強化、業務の効率化を図る。

また、物づくりの拠点としては、20年に山九プラントテクノの若松工場に「新九州事務所」と「実験棟」を新設し、機能の集約と配管技術・技能を強化するほか、既存の山九黒崎工場を再整備し、占用岸壁を生かした大型製缶・機械装置製作工場としての付加価値を高めていくという。