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キュラーズ調べ

災害対策にトランクルームの活用広がる

2019年11月28日 (木)

環境・CSRトランクルームを提供しているキュラーズ(東京都品川区)が28日に発表した防災対策に関するアンケート調査結果によると、災害対策として荷物保管場所を確保している人のうち、6人に1人がトランクルームを利用していることが分かった。

この調査は、同社が20代から60代の男女652人を対象にウェブアンケートを実施したもので、防災対策として日頃から荷物保管場所を確保している人は全体の43%にあたる281人。このうち、荷物保管場所にトランクルームを利用している人は48人で、全体から見ると100人あたり7人が防災対策にトランクルームを使用していることが分かった。

▲(出所:キュラーズ)

この結果を受けて、同社は「都心部を中心にトランクルームの出店が増加したことで、備蓄品や思い出の品などの保管場所を、自宅以外の場所に確保しておくといった防災対策が、リスク分散の観点から浸透しつつある」と分析。アンケート結果でも「防災対策にトランクルームを利用している」と答えた48人のうち、8割近くの人が、衣類、水、非常食、懐中電灯、ラジオなどの防災備蓄品を保管していることが分かった。

また、防災対策にトランクルームを選択した理由については、「耐震・防火性能に優れているから」が77%、「水害リスクが低い立地環境だから」が54%となっており、同社は「停電・断水などでライフラインが途絶えてしまう事も念頭に、自宅以外の荷物保管場所にも備蓄品を備える傾向がうかがえる」としている。

▲(出所:キュラーズ)