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楽天、ドローン配送実験を三重・間崎島でも

2019年12月17日 (火)

EC三重県は17日、楽天を業務引き受け先として、志摩市・間崎島へのドローン配送実験を2020年1月15日から5日間実施することを発表した。

間崎島は、志摩市の英虞湾に位置する人口70人、面積0.36平方キロの離島で、楽天は島民の注文を受けて「マックスバリュ鵜方店」の商品を「鵜方浜公園」(三重県志摩市阿児町)から5.4キロ離れた「間崎島開発総合センター」(三重県志摩市志摩町)までドローンで配送する。島民の発注方法は、電話、申込用紙、自治会集会所設置のタブレット、スマートフォンの4種類に対応する。

使用する機体の積載重量は5キロで、航続距離は16キロ。「鵜方浜公園」と「間崎島開発総合センター」の往復10.8キロを自動制御の目視外で飛行する。

同実験は、三重県が8月に企画提案コンペを実施した「『空の移動革命』実現に向けた調査業務委託(物流編)」の一環として実施されるもので、業務受託企業は三重県内で無人航空機を活用した先進的な物流実証実験を行い、ビジネスモデルの提案、課題・対策の検討、地域住民への聞き取り調査などが求められる。業務受託企業に選定された楽天は、三重県から435万円を上限とする事業補助を受けて同実験を行う。

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