調査・データ日本海事センターが23日までに発表した「主要コンテナ航路の荷動き動向」(速報)によると、10月の日中航路は、往航(日本から中国)が85万6699トン(前年比15.7%減)で8か月連続のマイナス。10月単月としては統計開始以来最低を記録した。復航(中国から日本)は174万904トン(10.1%減)と、前月のプラスから再びマイナスに転じた。
その他の主要航路では、北米航路の往航(アジアから米国、11月)が140万3447TEU(8.5%減)で2か月連続のマイナス。また、復航(米国からアジア、9月)は54万5062TEU(4.2%増)で2か月連続のプラスとなった。
欧州航路は、往航(アジアから欧州、10月)が127万3222TEU(0.7%増)で2か月ぶりの増加となり、年間累計ベースでもプラスを維持している。復航(欧州からアジア、10月)は76万4092TEU(9.3%増)で10か月連続のプラスとなった。
アジア域内航路(10月)は、392万8800TEU(0.9%増)で3か月ぶりにプラスに転じた。