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日中往航が単月最低記録、主要航路コンテナ荷動き

2020年3月26日 (木)

調査・データ日本海事センターが26日に発表した「主要コンテナ航路の荷動き動向」(速報)によると、1月の日中航路は、往航(日本から中国)が53万644トン(前年比5.5%減)で11か月連続のマイナス。特に紙類を中心に減少し、統計開始以来、単月としては最低を記録した。復航(中国から日本)は202万2172トン(1.1%減)と4か月連続のマイナスとなった。

その他の主要航路では、北米航路の往航(アジアから米国、2月)が120万3039TEU(8.6%減)で5か月連続のマイナス。2月に入り新型コロナウイルスの影響が出始めたため、特に中国からの積み荷は前年比22.2%の減少となった。復航(米国からアジア、19年12月)は53万6329TEU(8.7%増)で3か月ぶりのプラスとなった。

欧州航路は、往航(アジアから欧州、1月)が154万9182TEU(4.2%減)で3か月連続のマイナスとなったが、復航(欧州からアジア、20年1月)は62万3898TEU(5.5%増)で2か月ぶりのプラス。

アジア域内航路(20年1月)は、350万9100TEU(0.6%増)で、3か月連続のプラスだった。