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北米往航が過去最高を更新、コンテナ主要航路荷動き

2020年11月25日 (水)

調査・データ日本海事センターが24日発表した主要コンテナ航路の荷動き動向によると、北米往航(10月)の荷動きが2割以上増加、欧州往航(9月)は2か月連続の増加だった。

北米航路往航は193万5664TEUで23%増となり、統計開始以来過去最高を更新した。10月の中国(塩田)-ニューヨーク間の1TEUあたりの運賃は前年比87.3%増の3820ドルで6か月連続のプラス。

復航(8月)は52万4702TEU(8.6%減)にとどまり、6か月連続のマイナス。10月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は5.2%増の810ドルで6か月連続のプラスとなった。

欧州航路は往航(9月)が146万1407TEU(8%増)で、2か月連続のプラス、単月としては過去最高となった。復航(9月)が70万4047TEU(5.1%増)で3か月連続の増加。

日中往航は14.1%増、金額ベースでは12.5%増の6725億円で、ともに3か月連続のプラス。10月の横浜-上海間運賃は13.3%減の390ドルで6か月連続のマイナス。

復航は10.4%減で5か月連続のマイナス。金額ベースは3.9%減の1兆595億円で3か月連続のマイナス。10月の上海-横浜間の運賃は3.2%増の650ドルで8か月連続のプラス。

アジア域内航路(9月)は344万9965TEU(3.3%増)で3か月連続のプラスとなった。