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JRC、新規事業開発などインテグラルから資金調達

2020年1月22日 (水)

荷主ベルトコンベア部品の国内トップシェアメーカーであるJRC(大阪市西区)は22日、独立系投資会社のインテグラルと関連のファンドに対し、JRCが保有する自社株式の一部を譲渡する契約を締結した、と発表した。

今後、安定した資金調達をもとに、既存事業の強化、新規事業の開発、経営・財務体制の強化に取り組む。

同社は、主に屋外向けの重量物搬送用ベルトコンベア設備に欠かせない「ローラ・スタンド」や「プーリ」といった部品を設計・製造・販売するメーカーで、全国の代理店網、4つの自社工場、8つの営業拠点、東西2つの物流センターからなるデリバリー体制、自動化された工場生産――を強みとして、「ローラ・スタンド」では市場シェア50%を有している。

近年は、これまで培ってきた自社工場の自動化ノウハウを生かし、中小製造業や研究施設の人手不足をロボットの導入・活用によって解決するロボットシステムインテグレータ事業「アルフィス」を新規事業として開始している。

▲JRCとインテグラルの関係者