財務・人事トレーディアが12日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4-12月)の連結決算によると、売上高は112億3400万円(前年同期比0.7%減)と前年並みを維持したが、外注費用がかさんだことで、営業利益は4900万円(59.1%減)と大きく利益を落とした。
特に減益幅が大きかった輸出部門では、食料品と機械機器製品が減少。部門売上は10%減だったものの、部門損益は3600万円の損失(前年同期6400万円の利益)と、全体の減益に影響を及ぼした。
国際部門では、輸出は中国・台湾・インド向け設備・資材などの一貫輸送取扱の継続で売り上げを伸ばし、輸入はベトナムからの混載サービス拡充やアジア各国からの取扱の増加があり、部門売上は46億2800万円(5.8%増)としたものの、部門利益は3100万円(43.6%減)に留まった。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 11,234 [-0.7%] | 7,475 [3.9%] | 3,681 [7.3%] | 14,974 [7%] |
営業利益 | 49 [-59.8%] | 32 [-8.6%] | [ - ] | 104 [-14%] |
最終利益 | 69 [-57.9%] | 47 [-45.3%] | 24 [-63.1%] | 169 [14.2%] |
売上高営業利益率 | 0.4% | 0.4% | 0.0% | 0.7% |