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トレーディア、外注比率増で営業利益6割減

2020年2月12日 (水)

財務・人事トレーディアが12日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4-12月)の連結決算によると、売上高は112億3400万円(前年同期比0.7%減)と前年並みを維持したが、外注費用がかさんだことで、営業利益は4900万円(59.1%減)と大きく利益を落とした。

特に減益幅が大きかった輸出部門では、食料品と機械機器製品が減少。部門売上は10%減だったものの、部門損益は3600万円の損失(前年同期6400万円の利益)と、全体の減益に影響を及ぼした。

国際部門では、輸出は中国・台湾・インド向け設備・資材などの一貫輸送取扱の継続で売り上げを伸ばし、輸入はベトナムからの混載サービス拡充やアジア各国からの取扱の増加があり、部門売上は46億2800万円(5.8%増)としたものの、部門利益は3100万円(43.6%減)に留まった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高11,234 [-0.7%]7,475 [3.9%]3,681 [7.3%]14,974 [7%]
営業利益49 [-59.8%]32 [-8.6%][ - ]104 [-14%]
最終利益69 [-57.9%]47 [-45.3%]24 [-63.1%]169 [14.2%]
売上高営業利益率0.4%0.4%0.0%0.7%