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ブックオフ、日本製紙と古紙8000トンをリサイクル

2020年2月18日 (火)

環境・CSRブックオフグループホールディングスは17日、古紙リサイクル資源の100%国内循環を目指し、日本製紙と新たなリサイクルシステムの運用を開始したと発表した。

同社は、ブックオフの指定拠点から排出された古紙の全量を、古紙事業者を通じて日本製紙へ納品するシステムを構築。これにより、同社が買い取り・引き取りした書籍が確実に国内で再資源化されるだけでなく、トレーザビリティの強化にもつながるため、排出者としての責任を全うすることにつながる。これまでは古紙事業者に引き渡すところまでしか関与していなかったため、引き渡し後は業者の裁量に委ねており、その多くは海外にも輸出されていた。

まずはEC買取・販売サービス「ブックオフ・オンライン」の倉庫から排出される年間8000トンの古紙について同システムを運用し、その後は全国に展開しているブックオフ店舗から排出される古紙にも同様の流れを検討していくほか、将来的には古紙から生まれた再生紙を自社の事業活動に活用する循環システムについても検討していくという。

▲(出所:ブックオフグループホールディングス)