物流業務もコロナシフト、AITが名古屋揚げD/O休止

ロジスティクス新型コロナウイルスの感染拡大を背景に物流企業でも在宅勤務や時差勤務などの「コロナシフト」が進展する中、国際フォワーダーの一角、エーアイテイー（AIT）は14日、名古屋揚げ貨物の荷渡し指図書（D/O）業務を16日から休止すると発表した。

同社では、設備面や業務運用面で対応可能な部門を対象に在宅勤務を拡大しているほか、時差出勤も継続。会議・研修などをすべてテレビ会議として、オフィス内でも直接対話によるコミュニケーションからチャットを用いたコミュニケーションへと転換を進めている。

名古屋揚げ貨物のD/O業務休止は、こうした業務運営体制の変更に合わせる形で実施するもので、休止期間は「全国各地で拡大している新型コロナウィルスが終息するまで」。また、同社が発行する貨物の到着通知（HOUSE ARRIVAL NOTICE）に関する入金を銀行振込に変更するほか、船荷証券（ハウスB/L）や念書（L/G）も郵送対応へと取り扱いを変える。電話対応時間は従来の18時から17時へと短縮する。

詳細は同社ウェブサイトを参照。
http://www.ait-jp.com