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キムラユニ、物流好調で最高益更新も今期見通せず

2020年4月27日 (月)

財務・人事キムラユニティーが27日に発表した2020年3月期の連結決算は、主力の物流サービス部門で関東地区や中国子会社の包装事業が好調で、売上高543億900万円(前年同期比2.8%増)、営業利益25億5500万円(14.6%増)、経常利益27億5400万円(13.2%増)と、19年3月期の過去最高益を更新した。

売上をけん引した物流サービス部門の増収効果のほか、北米子会社の業績回復が増益に貢献。自動車サービス部門の車両リース事業では、材料費・外注費を削減したことで67.3%の増益となった。

今期の業績予想については、「新型コロナウィルスの影響から、当社グループと関係の深い自動車業界においても生産ライン稼働停止の発生など、先行き不透明な状況にあり、現時点では業績予想が算定できない」と説明し、開示を見送った。