ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

米ボーイング、韓国空軍向けMRO施設建設、PBLの一環

2012年9月5日 (水)

拠点・施設米ボーイングはこのほど、韓国空軍が運用するF-15Kスラムイーグル向けアビオニクスコンポーネントのメンテナンス、修理、整備(MRO)施設を韓国慶尚北道の永川市に設立する、と発表した。慶尚北道、永川市との間で合意書を交わした。

 

このMRO施設は、大邱-慶北自由経済地域の永川産業特区に建設され、航空宇宙分野のハイテク企業を集約、韓国の航空宇宙産業の発展を目指す同地域のエアロテクノバレー構想をサポートする。

 

施設は大邱空軍基地に近接することから、ボーイングのPBL(パフォーマンス・ベースド・ロジスティクス)契約の一環である韓国空軍のスラムイーグルのサポートを遂行する場所としても適している。

 

ボーイングは4月、韓国空軍向けにF-15Kスラムイーグルをスケジュール通り、予算通りにデリバリーした。韓国空軍とのPBL契約に基づき、今後も長期的に安価でF-15Kのサポートを継続していくとしている。

 

韓国におけるボーイングのパートナー「現代グロービス社」が、F-15KのPBLプログラムで韓国のロジスティクスを担当する。