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日通、NCAとの運送契約を電子化、e-AWB導入

2012年9月6日 (木)

ロジスティクス日本通運と日本貨物航空は6日、航空貨物業界のEDI化を促進するため、EDIアグリーメントを締結したと発表した。

 

EDIアグリーメントは、フォワーダーと航空会社間で紙媒体のマスター・エア・ウェイ・ビルに代わる包括的な運送契約を取り交わすもので、これによりIATA(国際航空運送協会)が推進するe-AWB(マスター・エア・ウェイ・ビルを電子化したもの)で輸送できるようになる。

 

電子データで伝送した貨物情報を使用することで、情報伝達のスピードを大幅に向上させるとともに、事務工程削減やペーパーレス化によるコスト削減を目指す。両社は既に、成田発シンガポール向け混載貨物を対象としたe-AWB導入によるテスト輸送も実施している。

 

今後もe-AWB導入の路線拡大を進め、EDI化の促進による航空輸送サービスの品質向上に取り組むとしている。