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IATAとマルチラテラルe-AWBアグリーメントを締結

郵船ロジ、航空運送業務の電子化を加速

2014年7月3日 (木)

ロジスティクス郵船ロジスティクスは3日、国際航空運送協会(IATA)と「マルチラテラルe-AWBアグリーメント」を締結したと発表した。これにより、同社はIATA加盟航空会社とe-AWB導入に伴う個別契約が不要になり、契約手続きの簡略化につなげることが可能になる。

e-AWB(e-エアウェイビル、電子航空運送状)はIATAが推進する航空貨物輸送のペーパーレス化プロジェクト「e-Freight」の一環として推進されているもので、紙媒体の航空運送状を電子化し、事務作業の省力化、ペーパーレス化、CO2の削減を図る。

同社はこれまで航空会社と個別で契約を行い、一部の航空輸送ではe-AWBのオペレーションを開始していたが、航空貨物輸送業務プロセスの合理化を目指し、契約締結に至った。今後は航空運送状だけでなく、航空輸送全体のペーパーレス化、プロセス省力化、コスト削減を目指すとしている。