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コカ・コーラ販社、生産能力1.5倍の新広島工場

2020年6月2日 (火)

▲新・広島工場の外環

フードコカ・コーラボトラーズジャパンは1日、2018年7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた本郷工場に代わる工場として、同じ広島県三原市内に「新・広島工場」を新設し、6月1日から稼働を開始したと発表した。

新工場は、4月27日に復旧した本郷自動倉庫から南へ4キロ離れた場所に新設。自動化設備やIoT技術、無菌充塡の製造ラインを導入したことで、1分間に900本の生産が可能となり、以前の本郷工場と比べ1.5倍の生産能力を持つ。本郷自動倉庫は被災前と同じ1万2000パレットの保管能力を回復しており、両拠点で中四国エリアの製品供給の中核を担う。

被災した本郷工場は、西日本豪雨で最大2.5メートルの高さまで浸水し、操業を停止、パレット流出などの被害を受けた。

▲4月27日に復旧した本郷自動倉庫(出所:コカ・コーラボトラーズジャパン)

▲被災当時の様子(出所:コカ・コーラボトラーズジャパン)