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鴻池運輸、愛⻄市に飲料メーカー向け配送拠点新設

2020年6月15日 (月)

フード鴻池運輸は15日、住友重機械搬送システムの自動格納ラック「マジックラック」を導入した飲料メーカー向け物流サービス拠点「愛西配送センター」を愛知県愛西市に開設した。

同センターは、主にサントリーのビール・洋酒・食品の保管と配送を担う拠点で、鴻池運輸としては愛知県内で3つ目の物流拠点となる。施設内にはサントリーグループと選定した自動格納ラックを導入し、自動化・省力化・事業継続性を強化。今秋以降に太陽光パネルと蓄電池を設置し、環境にも配慮する。

▲自動格納ラック「マジックラック」

また、2014年に開設した大府配送センター(愛知県大府市)の取扱量超過によって生じていた外部倉庫利用を止め、新設拠点に集約することでトラック輸送を削減。トラック予約受付システム導入によるドライバーの荷待ち時間削減と合わせて、物流総合効率化法の総合効率化計画に認定された。従来と比べ、CO2排出量を30%、荷待ち時間を60%削減できるという。

■愛西配送センターの概要
所在地:愛知県愛西市西保町
延床面積:4540坪
規模:地上3階建
搬送設備:EV1基、垂直搬送機3基
稼働開始:6月5日入庫、6月15日本格稼働開始