鴻池運輸、愛知県愛西市と一時避難使用協定

▲愛西市の日永市長（左）と鴻池運輸東海支店の田中支店長

ロジスティクス鴻池運輸は9月29日、ことし6月に本格稼働した「愛西配送センター」の一部を災害時の一時避難場所として地域住民に提供する協定を愛知県愛西市と締結したと発表した。

愛西配送センターは、延床面積4540坪の地上3階建てで、主にサントリーの飲料・食品を配送する拠点。地震や津波、洪水などの大規模災害が発生した際に、3階倉庫の一部と2階休憩室を合わせた151坪を収容人数310人の一時避難所として提供する。

同社は、被害を最小限に抑える立地に加え、今後は自家発電設備や太陽光発電設備を導入することで、同センターを事業継続性の高い倉庫として運営していく方針。同センターを管轄する鴻池運輸の田中東海支店長は「地域社会との関わりも重要な事項であると考え、協定締結の運びとなった。今後は愛西市との連携・協力により微力ながら地域の役に立てればと思う」とコメントを発表した。

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