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住友ゴム、インドネシアでゴルフボール新工場を建設

2010年9月6日 (月)

拠点・施設住友ゴム工業は6日、製造子会社のピーティースミラバーインドネシアがゴルフボールの新工場を建設すると発表した。グループのSRIスポーツが販売するゴルフボールが世界的に売上を拡大しており、今後の増販計画に対応するために、生産能力を拡大するもの。

 

SRIスポーツは「ゼクシオ」「スリクソン」などのブランドでゴルフボールを販売しており、国内で30%のシェアを持つほか、英国でも23%のシェアを獲得している。

 

上期のゴルフボール売上高は、前年同期比で15.3%増の68億円となり、ゴルフボールを製造するピーティースミラバーインドネシア社とSRIスポーツの市島工場は、ともに稼働率が高水準で推移。今後の増販に対応するために生産能力の拡大が必要となったことから、インドネシアでの工場建設を決めた。

 

これにより、米国でのシェア拡大、中国などでの販売強化を図り、スポーツ事業のグローバル成長戦略を進める。

 

■ピーティースミラバーインドネシアの新工場の概要
名称:ゴルフボール第二工場(仮称)
所在地:インドネシアチカンペック市(既存工場近隣に用地を取得)
着工:2011年3月
生産開始:2012年7月
敷地面積:4万平方メートル
投資総額:約14億円