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日本マテハン大賞、MUJIN・タナックスなど4社受賞

2020年7月9日 (木)

認証・表彰日本マテリアル・ハンドリング協会(日本MH協会)はこのほど、第27回「日本MH大賞」の審査結果を発表した。

この賞は、マテリアルハンドリング機器や情報システムなどを対象としたもので、同協会が製品の経済性、合理性、独創性、安全性、社会的貢献度、将来性――などについて選考を行い、特に優れた作品を「日本MH大賞」に決定する。

今回は大賞に該当する製品がなかったが、MUJIN(ムジン)のマテハンロボット機器が「特別賞」を受賞。モーションプランニング(AI)をコントローラに採用し、ロボットがみずから考えて動作を制御することで、スムースな経路で移動し把持するシステムを開発・実用化したことなどが高く評価された。

そのほかは、タナックスの3辺高速自動包装機 「TXP-600」と、ZMPの物流支援ロボット「キャリロ」、無人フォークリフト「キャリロフォーク」が優秀賞を受賞。奨励賞にはTSKの「ネジの数量間違いの品質改善と作業効率アップ」が選ばれた。

今回の選考は、新型コロナウイルスの影響で 応募企業からのプレゼンテーションを中止し、各社の応募資料による書面審議で行った。