NTTロジスコ、大阪･八尾市のセンター1人感染

国内NTTロジスコは30日、NTTロジスコサービスの八尾物流センター（大阪府八尾市）に勤務するパート従業員1人に新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。

同従業員は7月16日が最終出勤日で、20日に発熱の症状が出たため、自宅待機中の27日にPCR検査を受診。29日に感染が判明し、現在は自宅療養中だという。

同社は、保健所から「当該従業員の最終出勤日が発熱の4日前で、職場内の濃厚接触はなく、消毒作業の必要はない」との見解が示されたが、念のため同センターの消毒作業を実施。倉庫内のオペレーションに支障はなく、通常通り運営している。

これまでにも、マスク常時着用、手洗い・うがいの徹底、不急の出張・会議の自粛、社内外の懇親会・宴会の原則禁止、消毒液の配備、特別清掃の実施――などの対策を講じてきたが、同社は感染者の発生を受け、「今後も社内外への感染拡大防止と従業員の安全確保を最優先に、迅速に対応していく」とコメントを発表している。