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オンライン直売所、ヤマトと連携し特別送料設定

2020年8月5日 (水)

産業・一般オンライン直売所「食べチョク」を運営するビビッドガーデン(東京都港区)は5日、ジャフコを筆頭投資家とする5社から総額6億円の第三者割当増資を行ったと発表した。

調達した資金は、食べチョクを強化するためのマーケティング・人材採用・物流構築に充てる。物流構想の第一弾として、9月からヤマト運輸と連携を開始し、「生産者や購入者に対し新たな価値の創出を目指す」としている。

同社が計画している物流構想は、生産者がより簡単に農作物を発送できるようにするもので、この仕組みを利用する場合、例えば関東発着60サイズの場合、通常845円程度の送料を550円(税別)に下げる「食べチョク特別送料」の提供も計画している。

ヤマト運輸とシステム連携することで、生産者は出荷指示の取得から伝票発行、配達状況確認までを一元的に行うことが可能になる。伝票発行は「ヤマト運輸が印字済みのピッキング・出荷用の伝票を生産者へ配達」もしくは「生産者自身でデータ入力済みのピッキング・出荷用の伝票を印刷」の2つの方法から選べるようにする。