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日本トランスシティ、荷動き鈍化で4-6月期減収減益

2020年8月7日 (金)

財務・人事日本トランスシティが7日発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算は、売上高が前年同期比5.6%減の238億7700万円、本業の儲けを示す営業利益は34.7%減の5億8300万円、四半期最終利益は30%減の4億7300万円となった。

倉庫業で一般消費財の荷動きに増加がみられたが、金属製品・機械、化学工業品などの出庫量が大幅に減少、保管貨物の回転率が大幅に低下し、結果として保管残高が増加した。

港湾運送業は、四日市港で5月からバイオマス燃料の取り扱いが本格化したものの、輸出入貨物の荷動きが鈍化し、海上コンテナなど港湾運送の取扱量が全般的に減少した。陸上運送業では、国内貨物の荷動きの鈍化で低調に推移。国際複合輸送業は輸出入貨物の取り扱いが大幅に減少し、特に海外発着のコンテナ取扱量の落ち込み幅が拡大した。

通期は売上高975億円(前期比4.1%減)、営業利益24億円(28.1%減)、最終利益22億円(27.5%減)と、減収増益を見込む。