EC中国検索サービス大手・バイドゥの日本法人(東京都港区)は18日、日本で流通する商品を中国人消費者に販売する中国向け越境ECプラットフォーム「百分百」(バイフンバイ)の正式サービスを同日から開始する、と発表した。
中国で月間6億人が利用するバイドゥの検索エンジンとビッグデータを活用した広告誘導が可能で、中小や地方の企業が参画しやすいよう、初期投資を抑えて出店できるようにする。
中国における日本製品の信頼性は従来から高かったが、新型コロナウィルス感染拡大の影響でインバウンド市場の回復には時間がかかると予測されていることから、中国で商品を販売したい日本企業向けに「参入しやすい中国向け越境ECプラットフォーム」として開設する。
中国市場にアプローチできる越境ECの市場規模は、2022年までに2兆5144億円(2019年経済産業省)に拡大すると予測されている。
■バイフンバイ
https://baifenbai.shop/