国際独ダイムラーは現地時間17日、DBシェンカーがライプチヒ中心街の顧客への納品で25トン電気トラック「eアクトロス」の実用化を開始したと発表した。
ダイムラーのトラック部門では、独仏両国で小型トラック「ふそうeキャンター」5台を稼働させるなど、電池を動力源とするモデルの導入を進めており、DBシェンカーは「革新部隊」ともいえるeアクトロスを使用し、ライプチヒ中心街でパレット貨物の配送を行う。
DBシェンカーは1年以上前からふそうeキャンターをベルリン、フランクフルト、シュツットガルト、パリで5台運用している。eアクトロスの航続距離は200キロで、市北部にあるDBシェンカーの敷地内に設けられた充電ステーションで夜間充電されるという。
ダイムラーでは「革新的な電気トラック」をテストする第2段階として、独蘭白3か国の顧客に納入を始めている。