調査・データプロロジスは19日、同社の物流施設を経由する「物品の経済価値」が2017年比で69%増加し、年間2.2兆ドル(235兆円)となったことを発表した。
同社は世界19か国で物流施設を中心とした事業用施設の開発・運営を手がけ、そのポートフォリオは9000万平方メートルに達する。これらの施設を経由する2.2兆ドルの「経済価値」が19か国のGDP合計額に占める割合は3.5%となり、6400万平方メートルだった17年時点の2.4%と比べ、1.1ポイント上昇した。
また、19か国に限定しない「世界のGDP」に対し、同社の物流施設を出入りする物品の価値が占める割合は2.5%で、世界の家計消費の4.4%に相当するという。