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関西空港、対米貿易影響し輸出入763億円減少

2020年8月21日 (金)

調査・データ大阪税関がこのほど発表した関西空港の貿易速報によると、7月は輸出総額が前年同月比8%減少して4058億円、輸入総額が11.9%減少して3057億円、差引額は1001億円の輸出超過となった。輸出と輸入を合わせた貿易総額は、763億円減少した。

(出所:大阪税関)

輸出では、電子回路機器(28.2%減)や通信機(48.5%減)が大きく減少した一方、半導体電子部品(2.2%増)や医薬品(17.9%増)は増加。地域別では、米国(13.5%減)、欧州(20.5%減)、アジア(2.5%減)の全方面で減少した。

輸入は、通信機(36.8%減)や航空機類(83.9%減)が減少し、半導体電子部品(30%増)と事務用機器(23.5%増)は増加。地域別では、米国(26.8%減)とアジア(8.3%減)が減少した一方、EUは4.1%増加した。