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出前館、浜松市で飲食配達代行サービス開始

2020年8月25日 (火)

フード出前館は25日、配達機能を持たない飲食店に出前機能を提供する「シェアリングデリバリー」を浜松市で開始すると発表した。静岡県、愛知県を地盤に運送業を展開するセリエス(愛知県豊川市)が配達パートナーとして実際の配達業務を担う。

出前館に注文が入ると、店舗、配達を行う「シェアデリ拠点」に注文情報が伝わる。店舗は指定時間までに料理を仕上げた後、シェアデリ拠点が所有するバイクや電動自転車と配達員で配達する。

セリエスは豊川市を本拠に東三河全域へ運送業を展開している。同社の藤木暁氏は「出前館から配達パートナーの提案をもらい、浜松市に配達拠点を構えた」と述べ、シェアリングデリバリーへの参画を機に浜松へ拠点を広げたことを説明。「新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている飲食店の配達の支援ができればと考えている。
初めての試みということもあるが、宅配事業の実績を活かし、多くの顧客に商品を配達していく」と意気込む。

2017年から本格的に開始した出前館のシェアリングデリバリーは、関東・関西を中心に北海道・宮城県・愛知県・広島県・福岡県・熊本県・沖縄県・鹿児島県・新潟県・愛媛県・長崎県・岡山県・宮崎県・静岡県へ広がっている。