フード出前館は27日、飲食店に配達機能を提供する「シェアリングデリバリー」を三重県名張市で展開すると発表した。
シェアリングデリバリーは、最短20分で配達することをうたった配達代行サービスで、2017年に開始。地元の配達パートナーが一貫して管理・運用する方式で、対象エリアを拡大している。
これまでは関東・関西を中心に1都1道2府24県に展開し、飲食店の新たな販路拡大を図ってきたが、同社は21年8月までに注文可能エリアを540拠点に拡大する方針を打ち出している。
三重県では、新聞販売や家事代行サービスなどを展開するアサネットワークが配達パートナーとなり、実際の配達業務を請け負う。