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日通、米国の医薬品物流会社を買収

2020年9月3日 (木)

国際日本通運は3日、米国で医薬品向け物流を手がけるMDロジスティクス、MDエクスプレスの2社を買収したと発表した。2社の保有する倉庫の総面積は100万平方フィート(9万2903平方メートル)。売上規模は5100万ドル(55億円、2019年12月期)で、米国日通を通じて9月1日に全株式を取得した。

MDロジなど2社は、米国内で医薬品を軸に消費財を含めたロジスティクスを手がける1996年創業の物流企業。日通は国内で医薬品向け物流体制の整備を急ピッチで進めているが、海外でも「医薬品の適正流通に関する指針に準拠した物流施設の拡充」に注力しており、今回の買収についても「医薬品需要で世界全体の4割を占める米国で国内ロジスティクス機能を獲得した」と評価。

今後は自社の国際輸送ネットワークと組み合わせた一貫物流体制を強化し、顧客企業のグローバル化するサプライチェーンを支援する。

MD社は医薬品関係の許認可やガイドラインに適した管理体制でマイナス40度からプラス25度と幅広い温度帯の保管、包装といった流通加工業務を担い、荷主ごとに異なるニーズに応じた「テイラーメイド型のサービス」を強みとしている。

「アメリカの十字路」と称されるインディアナ州に4棟の倉庫を配置し、陸上輸送だけでなく国際・国内航空便への接続性を高めるとともに、ネバダ州リノの倉庫によって米国西部へルートを確保している。