国際小売大手の米ウォルマートはこのほど、米ノースカロライナ州のフェイエットビルで、ドローンを用いて店舗から食料品や日用品を配達する試験事業を開始した。

(出所:ウォルマート)
試験事業で使用されるのは、イスラエルのスタートアップ企業フライトレックス社のドローン。同社によると、ドローンは高度70メートルまで上昇し、時速51キロメートルで飛行、最大3キログラムの荷物を5.6キロメートル先まで配達し、戻ることができるという。
今回の試験事業についてウォルマートは、「ドローンで何百万もの荷物が配達されるようになるには時間がかかるだろうが、我々は現在活用できる技術を用いて顧客の生活を楽にする方法について多くを学んできている。最終的にはこのような試験事業から学んだことが、大規模なドローン配達の形成に役立つだろう」としている。