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ウォルマートがドローン配送試行、21年事業化視野

2020年9月18日 (金)

国際米ウォルマートはこのほど、アーカンソー州北西部にあるウォルマートの本社近くで、ドローンのトライアル配送を実施したと発表した。

ジップライン社のドローン(出所:ウォルマート)

スタートアップベンチャーのZipline(ジップライン、カリフォルニア州サウスサンフランシスコ)と協力し、店舗から50マイル(80.4キロ)以内のエリアをカバーする射出式のドローンでオンデマンド配送を行ったもので、「2021年早々にも事業を開始する可能性が高い」(ウォルマートのトムワード上級副社長)という。

自社が直接オペレーションを手がけようとするアマゾンと異なり、他社との提携によってドローン配送の実現を目指す方向性を固めたものとみられる。

ジップラインはアフリカ・ルワンダ発のスタートアップ企業で、地元で血液製剤や医療機器のドローン輸送を事業化している実績から高い注目を集め、昨年5月には豊田通商が出資したことでも知られる。2016年末からルワンダで医療用品のオンデマンド配送を手がけ、これまでに「複数の国で2000万人以上にサービスを提供している何千もの医療施設に、20万以上の重要な医療製品を安全に提供してきた」。

デリバリーはパラシュートを使用した空中投下方式(出所:ウォルマート)

ウォルマートはジップラインのドローンを利用することにより、50マイル以内のエリアで注文から1時間以内に商品を届ける仕組みを想定しており、CO2を排出しないことから環境面でも「私たちの持続可能性の目標に完全に一致する」と評価、「(トライアルが)成功すれば事業拡大を目指す」(トムワード氏)考えだ。