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災害時海上輸送で二大通信会社が連携協定

2020年9月14日 (月)

環境・CSRNTTとKDDIは11日、社会的課題の解決に取り組む社会貢献連携協定を締結した。これにより、両社は今後、大規模災害時の船舶を相互利用した物資運搬、災害対応の訓練・啓発活動で相互に協力する。

通信インフラを担う2社が「社会の共通課題」に対してアセット活用で協力することにより、環境変化に強い社会基盤の構築を目指す。

具体的には9月以降、災害発生時に両社が所有するケーブル敷設船を相互活用し、被災地への可搬型基地局、発電機、燃料、携帯電話、水、食料など災害対応物資の搬送を行うことで、救済地域の拡大や速やかな物資運搬につなげ、被災者を支援。

これにより、直下型大地震などで陸路による物資運搬が困難となった際でも、両社いずれかのケーブル敷設船が運航可能な場合には、被災地復旧の支援を早められるようになる。また、平時でも災害時に役立つサービスの共同訴求、防災イベントの共同実施などに取り組む。