国内大阪税関が16日に公表した貿易概況(速報)によると、8月の大阪港の輸出総額は前年同月比0.1%増の3133億円で、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた2月以来6か月ぶりの前年比プラスとなった。
主に医薬品や電池、鉱物性燃料の輸出が減少したものの、半導体などの電子部品や非鉄金属、電気回路などが輸出額の増加をけん引した。
輸入総額は、14.3%減の3395億円で、2か月連続の前年比マイナス。衣類、肉類、遊戯用具などが主な減少要因となった。
輸出 | 前年比 | 輸入 | 前年比 | |
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大阪港 | 3133億円 | 100.1% | 3395億円 | 85.7% |
東京港 | 4090億円 | 88.5% | 8712億円 | 92.1% |
横浜港 | 4328億円 | 79.3% | 3067億円 | 77.2% |
神戸港 | 3697億円 | 87.1% | 2380億円 | 87.5% |
名古屋港 | 7646億円 | 79.8% | 3316億円 | 81.8% |