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大阪港の輸出額3か月連続プラス、医薬品8割増

2020年11月19日 (木)

ロジスティクス大阪税関が18日に発表した大阪港の貿易概況(速報)によると、10月の輸出額は前年同月比13.5%増の3691億円で、主要5港で最も高い伸びを示した。前年同月比プラスは3か月連続。

医薬品(前年同月比86.3%増)や、電気回路などの機器(45.4%増)、建設用・鉱山用機械(45.4%増)が輸出額の増加をけん引した。全方面の輸出が前年比プラスとなり、特に同港主力のアジア(中国含む)向けの増加が大きく寄与した。

一方、10月の輸入額は5.6%減となる3852億円で、4か月連続のマイナスとなった。衣類(16.6%減)、肉類(21.4%減)などが減少要因。主力のアジアのうち、中国(0.7%減)・ASEAN(0.2%減)からの輸入は前年並みだったものの、アジアNIEsからの輸入が12.5%減だった。