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三菱地所、ロッカー受取の弁当配送サービス展開

2020年9月28日 (月)

▲日比谷国際ビルに設置された「ミノーポッド」(出所:ミノージャパン)

フード三菱地所プロパティマネジメントとミノージャパン(東京都千代田区)は28日、都内の大手町・丸の内・有楽町エリアで販売されている弁当をオフィスで受け取ることができるデリバリーロッカー「ミノーポッド」を日本で初めて展開する、と発表した。

このサービスは、三菱地所プロパティマネジメントが展開する弁当デリバリーサービス 「マルデリ」の店舗網を活用したもので、利用者が弁当注文サイト「ミノー」を通じて弁当の注文から決済までを行うと、指定したミノーポッドに弁当が配達される仕組み。

利用者には、配達・格納完了と同時に通知が届き、鮮度を維持しながら安全に保管される。配送担当者との接触がなく、ロッカーの手が触れるところには、抗菌処理を施していることから、新型コロナウイルス感染症対策としても活用できるという。

両社は、東京都千代田区の日比谷国際ビル・新国際ビルに同ロッカーを展開し、今後は大手町・丸の内・有楽町エリアで三菱地所グループが運営・管理するオフィスビルへの設置も検討する。

国内では、従来からオフィス向けの弁当配送サービスが根付いており、IoTを活用したロッカー受け取り式の配送サービスがどの程度定着するかは未知数だが、登録料や年会費、システム利用料は「一切かからない」としていることから、今後オフィスワーカーを中心に浸透していくかもしれない。

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