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DCMが島忠完全子会社化へTOB、物流共同化目指す

2020年10月2日 (金)

M&ADCMホールディングスは2日、株式公開買い付け(TOB)により、島忠を完全子会社化する方針を表明した。実現すれば、売上規模は首位のカインズを上回り、ホームセンター業界トップに立つ。

物流面では、共同配送や物流センターの相互利用などを通じて配送リードタイムの短縮、物流コストの削減を図る。

島忠は「単独では商品や什器・備品などの大量・一括購入による調達コスト削減や既存物流網の中からのさらなる費用圧縮など、規模の拡大なくして取り得る施策には制約がある」との認識を持っていたという。

PB商品の展開ノウハウと自社所有の物流センター運営に強みを持つDCMの完全子会社となることにより、倉庫の共有を通じて什器・備品の共同調達を進め、調達コストと不動産管理コストも抑える方策を進める。