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イーパー、置き配バッグを循環型・再生素材で製造

2020年10月9日 (金)

環境・CSRイーパー(Yper、東京都渋⾕区)は8日、再生ポリエステル素材を利用した置き配バッグ「オキッパ」(OKIPPA)の製造を開始したと発表した。年内に提供を始める。

この素材は、伊藤忠商事が展開をする循環型素材ブランド「レニュー」(RENU)の再生ポリエステル素材で、現行品のオキッパは、バッグ部分をポリエステル素材100%で製造している。

レニューは衣料品の生産時に発生する端切れやポリエステル素材の使用済衣料品などを原料とする再生ポリエステル素材で、繊維由来の環境配慮型リサイクル素材。レニューを採用したバッグ15万個が利用された場合、廃棄物再利用量はTシャツ1枚200グラム換算で6万3690枚分、削減できる水の量はペットボトル500ミリリットル換算で2万3160本分の効果が見込めるという。

バッグの素材にレニューを採用することで、化石燃料の使用量削減と衣料廃棄量の削減も見込む。

▲数値で見るエシカル&サステナブルバッグ(出所:イーパー)

イーパーは、オキッパのバッグという特徴を生かし、ファッションアパレル業界における課題と再配達問題という2つの社会課題を同時に取り組む。