ロジスティクス安田倉庫が6日発表した4‐9月期(2021年3月期第2四半期)決算は、物流事業が増収となった一方、不動産事業が不振となったことで売上高は前年同期比1.8%減の228億6800万円となった。営業利益は12.4%減の16億1100万円、四半期最終利益は11.8%減の13億5000万円で着地した。
物流事業部門は、新型コロナウイルスの影響で倉庫作業料や国際貨物取扱料が減少。一方、前期子会社化した大西運輸の陸運料が増加したほか、倉庫施設の拡張や新設による保管料が増え、部門売上高は1.9%増の199億6200万円を確保した。部門利益は8.1%減の15億2400万円。通期は従来予想を据え置く。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | 20/3/3Q | |
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売上高 | 22,868 [-1.8%] | 11,133 [-1.9%] | 46,649 [1.1%] | 34,717 [0%] |
営業利益 | 1,611 [-12.4%] | 624 [-25.8%] | 3,470 [-2.4%] | 2,649 [3.4%] |
最終利益 | 1,350 [-11.8%] | 407 [-33.2%] | 2,947 [5.6%] | 2,077 [11.5%] |
売上高営業利益率 | 7.0% | 5.6% | 7.4% | 7.6% |