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シード、埼玉・新設倉庫に145万箱収納の自動倉庫

2020年11月12日 (木)

メディカルコンタクトレンズの製造販売を手がけるシードは12日、埼玉県鴻巣市の「シード鴻巣研究所」に新設した製品倉庫棟と資材倉庫棟が11月下旬から稼働すると発表した。

(出所:シード)

新たに建設した3階建て製品倉庫棟と2階建て資材倉庫棟の総延床面積は、およそ5000平方メートル。製品倉庫には、32枚のコンタクトレンズが入った搬送箱を145万箱収納できる自動倉庫システムを導入した。

この自動倉庫は、コンベヤーで運ばれてくる搬送箱のレンズの種類や出荷時期を識別し、高さ10メートルの棚に自動で格納する。同社はこのほか、出荷作業用のパレタイジングロボットも導入しており、保管・出荷作業の省人化と工場内物流の効率化を実現した。

これらの取り組みは、国内と海外向けの出荷が増加することを見込んだもので、今後は国内の別の物流センターと同様に、得意先へ製品を直送する方針。同社は現在アジア・欧州を中心に、31の国と地域に製品を出荷している。

(出所:シード)