ロジスティクス大阪税関が18日に発表した近畿圏の貿易概況(速報)によると、10月の医薬品貿易額が過去最高を記録し、輸出総額は8か月ぶりの前年同月比プラスとなる1兆4307億円(2.3%増)となった。輸入総額は9%減の1兆986億円。
輸出では、医薬品が単月実績として過去最高額となる315億円(71.4%増)で輸出全体をけん引。非鉄金属も39.2%増の381億円となり、大きく寄与した。
輸入では、こちらも医薬品が9月実績として過去最高額となる958億円(25.4%増)を記録したが、原油・粗油(68.6%減)や通信機(27.1%減)がふるわなかった。