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神戸港の繊維輸出減少、8月の過去最低額に

2020年9月17日 (木)

ロジスティクス神戸税関が16日に公表した貿易概況(速報)によると、8月の輸出は主に米国向け建設・鉱山機械、アジア向け自動車部品、アジア向け繊維用糸・繊維製品が減少し、輸出総額が前年同月比12.9%減の3697億円となった。このうち、自動車部品は52.9%の減少で8月として過去最大の減少率を記録、繊維用糸・繊維製品は145億円(59億円減)で8月の過去最低額を記録した。

8月の輸入総額は12.5%減の2380億円で、主に欧州からの輸送用機器、米国からのプラスチック、中国・ベトナムからの衣類などが減少したが、一方でたばこ(301億円)、家電(39億円)の輸入は過去最高額を記録し、医薬品も21.8%増の66億円となった。